So-net無料ブログ作成
検索選択
ホメオパシー・ISHL ブログトップ
前の10件 | -

ホメオパシー・セルフケア講座 [ホメオパシー・ISHL]

現在オーストラリアのゴールドコーストに来ています。
一昨日は、滞在中の最も大きなイベントである、「ホメオパシーセルフケア講座」を行いました。滞在中お世話になっている、私のソウルメイト(きっと)の声かけで集まったのは、自然療法に関心を持つ16名。友人の人望の篤さに驚きました。

これまで行ってきた講座は、ホメオパシーの講座というより、自然療法全般、特に私の大切にしているお手当てと、放射能対策について多くの時間を割いたものでした。今回は、日本よりはホメオパシーの浸透しているオーストラリアで、ホメオパシーのセルフケアに関心がある、あるいは実際にキットを持っているのだけれどなかなか使いこなせない方のために、症状別のレメディの選び方に重きを置いて、お話をさせていただきました。
お昼休みをはさんで5時間半。賞味で言うと5時間弱ですが、こんなに長く一人でしゃべり続けたのは初めてです。

お伝えしたいことは、本当にたくさん、たくさんあり、わかりやすく5時間にまとめるのはかなり苦労しましたが、多くの方からとてもありがたい言葉をいただきました。

アンケートから一部を抜粋させていただきます。

「すごくためになりました。内容もとても興味深かった。新しい価値観を深く知るきかっけになりました。ありがとうございました」

「一つ一つのテーマが分かりやすくて理解しやすかったです。これから活用していきたいと思います。」

「ホメオパシーを知るきっかけにとてもよい講座でした。」

などなど

これまで、「ホメオパシーのレメディに頼る前に、まずは寄り添ってお手当て」という気持ちを大切にしたいと考え、ホメオパシー・セルフケア講座は行わずにいたのですが、これを機に、ホメオパシー・セルフケア講座も行っていきたいと思っています。
関心のある方、ゴールドコーストより近いところであれば、馳せ参じますので、お気軽にお声かけくださいね。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

コラムが掲載されました [ホメオパシー・ISHL]

ホメオパシー写真.JPG雑誌25ans(ヴァンサンカン)の関連ブログに、ホメオパシーについてのコラムを書かせていただきました。

こちら→http://bit.ly/sMX83E

多くの方が読まれる雑誌ですので、すこしくだけた感じで、わかりやすく書くことを心がけてみました。

よろしければ、目を通してみてくださいね。

今日から師走。みなさまどうぞご自愛ください。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

動物とホメオパシー [ホメオパシー・ISHL]

先日、夜中に母から飼っている犬、まゆちゃんの様子がおかしいと連絡がありました。
急にドテンと倒れたきり、動かない、脚が痙攣している、と。
小さい犬種なので、病状の動きが速いのが心配。しかも、まゆちゃんは、心臓に疾患も抱えています。夜中で獣医さんも開いていないし・・・。

私もすぐに駆け付けることはできず、とりあえず、母の所にもあるバッチフラワー・エッセンスのリカバリーを飲ませるように伝え、翌朝実家に行くことを約束しました。
バッチ・フラワー・エッセンス(Bach Flower Essence)のリカバリー(あるいは、メーカーによって、レスキューとか、ファイブ・フラワーエッセンスとも呼ばれます)は、色々選んでいる余裕がない時、とにかく困った時のファーストチョイスとして、大きな助けとなってくれるものです。

翌朝早く、母からメール「生きてた!!リカバリーでリカバーしたみたい」。
ひとまず、安心。
とはいうものの、訪ねていくと、いつもの元気はない様子。自分の椅子に上がる力はなく、床に寝そべってどんよりとした目でうつらうつらしています。なんだか放心状態というか、麻痺したような状態。

実は、まゆちゃんの一番の主人(マスター)である父が、年末あたりから調子が悪く、今月に入って検査に行ったきり緊急入院となってしまっていました。
「行ってくるね」と出て行ったきり、帰って来ない父。父のことが大好きなまゆちゃんにとって、この事態は何がなんだか分からず、不安とショックが大きいはず。犬は、現在の身体の状態や、気持ちを説明してくれることはできませんが、突然の不安とショック、そして現在の放心したような、麻痺したような状態を考え、ホメオパシーのレメディは、Aconiteを選びました。
家庭用キットの中にもあるごくごく一般的なポテンシー(強さ)を選択。寝そべっているまゆちゃんの口を無理に開かせ、小さいレメディを一粒入れます。

・・・数分後。
急にタカタカタカタカ・・・といういつもの足音が聞こえたかと思ったら、まゆちゃんが軽快に走ってきて、ぽんっと自分の椅子の上に飛び乗るではありませんか。
驚きました。
小さい人や、動物など、比較的複雑化していない人(動物)には、レメディの効果が表れやすい、とは一般的に言われています。実際小さい人たちの反応の速さというのは、私も何度も目にしていますが、何も語らない動物の素直な反応にも驚かされました。

また様子がおかしくなったら、すぐに獣医さんの所に行くように、と母には伝えましたが、その必要もなく、まゆちゃんはいつものように元気に走り回っているようです(とは言っても、もうお年寄りではありますが)。
心臓の疾患も心配ですので、しばらく、ジェモセラピーのCornus Sanguinea(西洋ミズキの蕾)を数滴ずつ飲ませることにしました。ジェモセラピーに関しては、こちら

今回は、動物にも大きな助けとなってくれたホメオパシーとバッチ・フラワー・エッセンスでした。

まゆちゃん.JPG写真は、6年前の、もう少し若かったころのまゆちゃん。




nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

Jeremy Sherr とアフリカでの活動 [ホメオパシー・ISHL]

2009年に学校を卒業以降も別の学校にて勉強を進め、昨年後半は本業集中のため少しペースを落としていたホメオパシーですが、
成人の日のあった三連休は、再び集中力を高めるべく、千代田区で行われたJeremy Sherrのセミナーに行ってきました。

Jeremy Sherrは、Dynamis Schoolという学校で多くの後進を育てていますが、現代の新しいレメディ(ホメオパシーで用いる「お薬」のようなもの)のプルービング(その「効果」を試すための「治験」のようなもの・・・「」付きで書いているのは、分かりやすくするためですが、新薬で用いられるこれらの言葉とは、全く異なるものです)を多く行っていることでも有名です。

満員御礼のセミナー室でみっちり3日間行われたセミナーは、その内容も非常に充実していましたが、何よりJeremyの生き生きとしたエネルギーと素晴らしい人柄に触れることが出来たことが、私にとっては最も大きな学びでした。

Jeremyは、自分の出身地であるイスラエルのみならず、ロンドン、ニューヨークにも多くのクライアントを持つのですが、現在は、家族とともにタンザニアに住み、貧しいエイズ患者のために活動しています。
先進国で何人ものHIV/AIDS患者と出会い、医師から見放された人たち、二次感染や、薬の副作用に苦しむ人たちが、レメディでどんどん良くなり幸せになって行くのを目の当たりにし、この同じ病気で苦しむ人がもっともっといるのに、医師もワクチンもホメオパスも圧倒的に足りないアフリカで、より多くの人を救い、同時にホメオパシーの素晴らしさを知ってもらいたい、と立ち上がったのだそうです。

アフリカで、HIV/AIDS患者と関わるということは、想像以上に大変なことです。Jeremy曰く、「今、アフリカのエイズのために、巨額のお金が動いている。だけれども、誰もホメオパシーのために出すお金は一銭もない」とのこと。
そして、Jeremyが診た1000人近くの人たちのうち80%は、HIV/AIDSで夫を亡くした未亡人なのだそうですが、4人も5人も子どもがいるにも関わらず、「どうせもうすぐ死ぬのだから」と、土地も財産も食糧も取り上げられてしまっているのだそうです。
ですので、せっかくJeremyのホメオパシー診療によって治癒しても、お金も食べるものもない、働く場所もない、というような状態。
そんな人たちのために、Jeremyは、耕すための土地を用意し、保育所を用意し・・・と、ホメオパスという仕事をはるかに超えた献身的な活動を行っています。

Jeremy の活動に関しては、詳しくは、こちらに乗っています Homeopathy for Health in Africa
すごいなぁ、こんな人になりたいなぁ、と深く感銘を受けた3日間でした。

1-im-Right_Panel_Image-8479.jpgこれは、活動のロゴマーク。南半球の国々は、いつも地図の下の方に描かれており、まるで格が低いかのような扱いを受けることがしばしばあることから、このようなロゴを考えた、とのこと。
「それに、矢印が下を向いているより、上を向いている方がいいでしょ!」とJeremy。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

ホメオパシー入門講座を行いました [ホメオパシー・ISHL]

ようやく一息つけました!

先日、友人のままともやさんが企画してくださり、ホメオパシー入門講座をさせていただきました。
寛げる和室で、生後一か月の赤ちゃんも含めて(素敵!)ゆったりと素敵な時間をもつことができました。

初めてお会いする方ばかりの前で、どうやってお話しよう・・・と何カ月も前から少しずつ練ってきた内容。
緊張しながらたくさんの本(総重量6kg!)と一緒に会場に向かいました。
しかし、さすがままともやさんのお声掛けで集まられたみなさん、意識も高く、部屋はよい「氣」で満ち満ちていました。

ええ、ええ、そうなんです。ワタクシ、そう見えないことが多いらしいですが、上がり症なんです・・・。
あれもお話したい、これもお話しなくては・・・!と思っていたものの、いざ話し始めると、何をお話ししたのかよく覚えていません、話し方もずいぶん早口になってしまいました。
後から、あ、あれも言い忘れたかも、あそこは、説明が足りなかったかも・・・なんて色々反省点が。
でもでも、自分の話したことはよく覚えていないのだけれど、みなさんの表情やら、温かい空気、循環する氣は、充分に感じることができました。ありがとう、の気持ちでいっぱいです。

そして、忘れてならないのは、その後の持ち寄りランチ会!
すごかったです~。多才で多彩なみなさまが集まり、ローフードあり、天然酵母パンあり、自家製新米おにぎりあり、ラタトゥイユあり、塩昆布のお焼きあり(まだまだたくさん)・・・と素晴らしく美味しい品々。私は、荷物が多かったのと、遠かったのと、当日もぎりぎりまで仕事をしていたので、ままともやさんの「私が準備するわよ」と言うお言葉に甘えてしまったのですが、もうどれも感激の美味しさでした。

そして、今回子だくさんの方が何人もいらっしゃったのですが、お母さんたちが安心して受講して下されるよう、縁の下の力持ちとして、はぴふるさんが保育をしてくださっていました。ご自身も年長の息子さんがいらっしゃるそうですが、「子育て中ママを応援したくて」「みんなが幸せいっぱいになるように」と現在のママ支援のお仕事を立ち上げられたのだそうです。ちょっと感激してしまいます。

ままともやさんがつなげてくださった、数々の素敵なご縁に感謝です。

今回の講座の感想を、何人かの方がブログに書いてくださいました。

ままともやさん 
まっきぃさん 
あやあやあやさん(とても丁寧に、詳しく書いてくださっています)

ありがとうございます~!

今回お話した内容は、

「ホリスティック医学とは」
「ホメオパシーの成り立ち」
「ホメオパシーの概念」
「レメディとは」
「家庭でのケア、ホメオパスによるケア、医師によるケア」
「レパートリーとマテリア・メディカ」

でした。

このような機会を持たせていただき、幸せでした。

nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

職人の知恵とホメオパシー [ホメオパシー・ISHL]

みずなら.JPG大学生の頃、実験器具を作るためのガラス細工の集中実習講座を受講していました。
教えてくださったのは、この道50年のガラス細工職人、安藤名人(残念ながら私たちの卒業数年後に他界されました)。
実験器具用のガラス細工は、創造性とともに、計画性、精度、均一性など、高いレベルの技術が求められます。
扱うガラスも芸術家が使うような比較的「柔らかい」ソーダガラスから、「堅い」石英ガラスまで、温度は、1000℃程度から、時に2000℃以上。
名人の手元で、ガラスが生きているように姿を変え、精巧な実験器具が次々産まれます。

ガラスは、溶融時は、赤っぽく、「いかにも熱そう」な色をしていますが、少し温度が下がってくると(それでも数100℃~1000℃以上)見た目は普通のガラスと何ら変わりありません。
よって、よくあるのが、「慣れてきた頃の火傷」。
私たち学生も、徐冷中のガラスをうっかり触っては、次々と「あちっ!」。で、流水で冷やして、薬、包帯。

すると、安藤名人ぽつりと一言。
「ぼくら職人は、火傷したからって包帯巻くわけに行かないから、冷やさないんだ。こうやって、火を弱めて、炎の上の方に手をかざしてあぶる。痛いよぉ。だけど、こうすると、水で冷やすよりずっと早く治って、また仕事ができるんだ(注)。」
えぇ~、ウソでしょ~と、私たちは、試す勇気もなく、遠巻きに見るだけでした。

けれど、長年の経験と伝承に裏付けられたその言葉は、印象に残るものであり、社会人になってガラス細工の技術を忘れてしまった何年も後まで覚えていました。

時は経ち、ホメオパシーを知った最初の頃の入門講座にて聞いた、先生のお話。

「みなさん、火傷のときは、どうしますか?冷やしますか?ホメオパシーの考え方(似たものが似たものを癒す)では、火傷の時は、ぬるーいお湯に浸けるんです。そうすると、その時は痛いけれど、身体の中に入ってきた熱が、蓋をされることなくうまく出て行き、その後の治りは、ずっと早いんですよ」と。

まさか、こんなところで安藤名人の知恵に再会するとは・・・!

その後自分でも試してみました。もちろん、日常起きる小さな火傷です。お鍋やフライパンの縁であちっ!とやってしまった時など、コップやたらいのぬるま湯(熱いお湯ではないですよ!)に、そーっと入れてみます。ぬるま湯がなければ、静かに口の中に入れるのも有効です。
すると、最初は、じんじんじんじん痛み、ぬるま湯がまるで熱いお湯のように感じられます。
そのうち、「じんじん」がだんだん小さくなって行き、ほどなく消え・・・ぬるま湯から出しても痛みは戻ってこなくなります。私は、水ぶくれや火傷の跡など残りやすい体質なのですが、ぬるま湯で対処するようになってから、跡もほとんど残らなくなりました。

もちろん、大きな火傷(面積が広かったり、深かったり)や、敏感な箇所の火傷、薬品による火傷の時は、救急医療法で習うように、「服の上から流水で冷やして」病院に行ってください。小さい赤ちゃんの場合も、すぐに受診してください。

でも、日常生活で起きる、ちょっとした火傷のとき、よかったらぬるま湯処置、試してみてくださいね。眼から鱗が一つ、落ちるかもしれません。

注:安藤名人は、ガラスと火の達人です。どのような炎のどの位置がどれくらいの温度かを熟知しての「手をかざしてあぶる」です。素人が真似をして、むやみに火の上に手をかざしたりしないでくださいね。
nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

昨今の新聞報道に対しておもうこと [ホメオパシー・ISHL]

ここ数年、ホメオパシーに関しては雑誌などでも取り上げられることが多くなってきましたが、助産院でのK2シロップの問題に端を発し、最近新聞でも何度か取り上げられています。私の周りでも、「大丈夫?」「どういう意味なの?」と言った声が聞かれます。

今回のK2シロップ問題の関係者のお話を聞いたわけでもありませんし、この助産師の方が所属する団体のやり方は私たちの学んだクラシカルホメオパシー(※1)とは異なる部分もあることから、起きたことに関して、私には新聞で読む以上の詳細はわかりません。
ですので、今回の内容そのものについて、説明したり、弁護あるいは庇護したりすることはできません。
むしろ、なぜこのような悲しいことが起きてしまったのか憤りを感じますし、また、このような形で「ホメオパシー」が広まってしまうことを、残念に思っています。

新聞での論調は、ホメオパシーに対して好意的なものではありませんが、いくつかの議論が混在し、感情的になっているように思います。
これらについて、少し整理し、現段階でChez MOMOとして思うところを論点ごとに書いてみたいと思います。

この投稿を通じて、私が一番お伝えしたいこと・・・
代替療法(あるいは、補完医療)をご紹介する者のはしくれとして、常に誠実でありたい、謙虚な気持ちを忘れたくないということ。
そして、ホメオパシーをご家庭で使われる方、ホメオパスにかかっておられる方、迷われている方、ご自分の心身の状態をなんとかしたいと考えていらっしゃる方へ・・・何か(通常医療でも、ホメオパシーでも、それ以外の療法でも)一つに固執したり、あるいは必要以上に何かを拒絶したりすることなく、常に自分(あるいはご家族)と寄り添い、身体と心の声を聞いて考えて選択してください。

ホメオパシーでの素晴らしい治癒例はたくさんありますし、世界には、生涯をかけて真摯に取り組んでいらっしゃるホメオパス(ホメオパシー療法家)あるいは医師ホメオパスが数多くいらっしゃいます。
私個人の意見としては、患者さんとホメオパスがよい関係のもとで、きちんとケースをとることができ(これには、ホメオパスの力量+患者さんの治りたい気持ちが必要です)、正しいレメディを選ぶことができたなら、必ず何かしらのよい影響をもたらすと考えています。ホメオパシーは、深い意味での根本的な治癒に導くことができる療法だと思っています。

通常医療を考えてみてください。どんなに有名なお医者さんであっても、自分(自分の身体、自分の病気、自分の考え方、自分の性格や気持ち)との相性というものが存在します。
おかしい、と思ったら自分で考えてお医者さんを変えればいい。その自由と責任が患者にはあるのです。
同様に、通常医療→代替療法(補完医療)もあり。もちろん代替療法→通常医療もあり、代替療法→別の代替療法もあり、ホメオパス→別のホメオパスもあり、であってほしいと思います。

前置きが長くなってしまいました。以下(もっと長いです)新聞を騒がせている5つの論点について、私の思うところを書いてみたいと思います。


<その1> 「ホメオパシーには科学的根拠がない」

私は、約20年、一般企業の科学の分野で研究を行っている人間です。
ホメオパシーを知った当初、私の最大の関心は、「ホメオパシーはなぜ効くのか?」というところにありました。これを理解すること、そして、自分の周りの科学者仲間を納得させられるような説明が出来るようになることが、学び始めた当時の私のモチベーションの一つでもありました。

ホメオパシーと出会って8年。いまだにこの答えはわかりません。でも、私の気持ちは大きく変化しており、今は「現代科学で説明できなくてもいいじゃない」と思っています。
というのも、科学の世界では、発明、発見の何年、何十年も後になってようやく原理や反応機構が解明される、というようなことは、日常茶飯事。また、今も現代科学だけでは説明の出来ないようなこともたくさんある、ということも、身にしみて感じるからです。

特に生命科学の分野では、これだけ遺伝子の研究が進められ、さまざまなことが明らかになっているかのように見えるにも関わらず、未だに人間はゾウリムシの1匹も「合成」することはできずにいるのです。

ですので、「ホメオパシーは、科学的に(あるいは、現代科学では)解明されていない」ということには同意しますが、それがイコール「根拠がない」あるいは、もっと言えば「偽療法だ」というのには、賛成しかねます。


<その2> 「ホメオパシーは、二重盲検法(※2)で証明されていない」

似たようなことですが、これに関しては、ホメオパシーの基本的な考え方を知っていれば、ナンセンスな議論である、ということがわかります。
ホメオパシーは、3000種類とも4000種類とも言われる膨大な数のレメディの中から、「その人」に合ったレメディを選ぶものであり、「咳に対してはこれ」「熱に対してはこれ」「関節痛に対してはこれ」というような選び方をするものではないからです。
ちなみに、私の手元にあるレパトリー(症状からレメディを見つけ出すための索引のようなもの)で、「咳」と引くと、何百もの項目があるのですが、主だったものだけでも実に500種類以上のレメディが候補として挙げられます。
ということは、乱暴な計算ではありますが、咳をしている人に無作為に「咳のための」レメディを選んだ場合、ぴったりとしたレメディに行き当たる(つまり「効く」)確率は500分の1以下ということになるのです。
もちろん、ホメオパシーのレメディを選ぶ時には、そんな確率論的なことを行う訳ではなく、同じ咳でも細かく観察し、また、他の症状や精神の状態、その人の体質や性格なども合わせて、ぴったりと合う1つのレメディを選ぶのです。

ちなみに、ホメオパシーでは、レメディの効果を知るために、プルービングという試験方法が取られます。


<その3> 「ホメオパシーを推奨することで医療機関にかかることを遅らせ、病気の重症化を促す」

これは、大きな問題だと思います・・・が、避けられる、いえ、当然避けるべき問題だと強く考えています。
これまでも何度も何度も書いているように、ホメオパシーの前提は、「寄り添い、しっかりと観察する」ことだと私は考えています。
ホメオパスだけでなく、患者さんや家族にも言えることです。
通常医療に対しても、代替療法に対しても、妄信的になることなく、自分(と家族)の健康は自分で守る、と言うスタンスを常に忘れないで欲しいと思います。
通常医療と、代替療法(補完医療)は相反するものではないはずです。上手に使い分け、時には併用し、迅速な判断、行動が必要とされる時には、そのように。救急車を待つ間に、自分なりに出来るお手当をする、と言う方法だってあるのです。

治癒に向かう過程での一時的な悪化(「好転反応」という言葉を使われる方もいらっしゃいますが)と、明らかな悪化も、きちんと観察し、身体の法則にしたがっているか確認すること、必要であれば医学的な数値を測定してもらうことで、見分けられるはずです。


<その4> 「ホメオパシーはK2シロップの代替になるのか」

私は、医師でも助産師でもないので、ここのところは、はっきりとした根拠を持って述べることができません。大人が、通常の食物から特定の栄養素を上手に吸収できないような場合には、サプリメント的に、その吸収を助けるようなレメディ(多くの場合は、ティッシュソルトを用います・・・ティッシュソルトに関してはまたいずれ)を摂るようなことがあります。
でも、赤ちゃんに対して、こういうことが期待できるのか・・・
医療従事者であり、同窓生のsakoさんが、これに関してわかりやすい記事を書いていらっしゃいます。よかったらご覧になってみてください。
sakoさんのブログは、こちら

私の考え方としては、重複になるのですが、きっちり寄り添い、観察し、速やかな判断、行動が取れれば、このような悲劇が起きることは、きわめて少ないのではないかと思います。でも、(「自信がない」も含め)そういったことが出来ない事情があるならば通常医療に従ったほうがよいかもしれません。もちろん、通常医療だって100%ではないことは、みなさん御承知だと思います。

今回の助産師さんがどのように説明してレメディを与えたのか、K2シロップを与えなかったのかわかりませんが、個々の赤ちゃんの様子から判断するのではなく十把ひとからげに「とりあえずこれを飲ませておいて」と言ったレメディの与え方をしたのであれば、残念ながらホメオパシーの原則からは外れているように思います(拝見したのではないので、わかりません)。


<その5> 「イギリスでは『英国議会下院の委員会が英政府に勧告を提出』と」

これは、意図的な報道なのでしょうか。そうであれば非常に残念に思います。私が聞いたところでは、「英国議会下院の委員会が英政府に勧告を提出」したのは、その通りなのだそうですが、それに対して英政府は却下した、というのが現段階の状況だそうです。

私も含めた日本人は、テレビや新聞で報道されていると、つい鵜呑みにしてしまう傾向があります。素晴らしい報道ももちろんたくさんありますが、中立な立場の意見とはとても言えないもの、信用できる裏付けを取ったり、調べたりしたわけではないものも多く見られます。大切な情報は、きちんと自分で確かめる、というスタンスを忘れないようにしたいものです。

以上、ずいぶん長くなってしまいました。分かりづらい点も多々あるかもしれません。「で、結論はなに?」と言われると、一言で言えるわけではないのですが・・・。

ホメオパシーは、健康な心身を取り戻し、QOL(Quality of Life = 生活、人生の質)を上げるためのものであるはず。私自身も、畏敬の念をもって取り組んでいますし、日本でも正しい姿で広がってほしいと、願ってやみません。

以下、文中の注釈です。

※1 クラシカルホメオパシー ホメオパシーの流派の一つ。その人の深いところに作用するレメディを探し、例外を除いて一回に一種類の投与を原則としています。一種類のレメディの後、経過を確認してから、その後の方針を決めるのが一般的な方法です。現在日本で最も大きいホメオパシーの団体はクラシカルではありませんが、世界的には、クラシカルが主流となっています。

※2 二重盲検法 薬や治療法の効果を見るための手法の一つであり、治療しようとする患者を群に分け、片方の群には試験する薬を、もう片方の群には、偽薬(プラシーボ)を与えるのが盲検法。この時に、観察者バイアス(観察者の「ひいき目」)の影響をのぞくため、医師あるいは観察者にも、どの群にどの薬を与えたかを知らせない場合は、二重盲検法と呼びます。

nice!(0)  コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

「熱い夏」とホメオパシー入門講座のご案内 [ホメオパシー・ISHL]

ご無沙汰してしまっていました。
大型夏休みを取ったわけではないのですが、細切れの「熱い夏」をすごしていました。

8月最初の週末は、PCCJ(パーマカルチャーセンタージャパン)にて関係者の集まるお祭り、「パーマカルチャー ギャザリング」が藤野で開かれました。
夫のグループ(実習12期生)は、予告どおり荒馬おどりを披露。
いやー、盛り上がりました。

荒馬.JPGこちら、「荒馬座」出身のお二人。めちゃくちゃかっこよかったです。

思いがけない方やら、お会いしたかった方にもお会いでき、新しい出会いも広がり、充実したギャザリングでした。

ビワ葉.JPG「市」では、手作りびわ葉エキスを出品、100パーマ(←地域通貨の単位)なり。嫁ぎ先がたくさん決まり、嬉しかった。

<追記:安曇野シャロムヒュッテの臼井さんの素晴らしいレポートはこちら

そして先週後半は、私の会社も休みだったので、息子と江ノ島水族館に行ったり、鎌倉に行ったり。

さて、話は変わりますが、友人のままともやさんが、中野にて入門講座の企画を立ててくださいました。
10月5日、平日なので、お仕事のある方は参加しにくいかもしれないのですが、よろしければご参加ください。
ホメオパシーってどんなもの?家庭の救急箱的に使えるの?などと考えていらっしゃる方向けに、2時間でお伝えできることを目一杯お伝えする予定です。

託児もあります。
詳細およびお申し込みは、ままともやさんへお願いします~

ままともやさんは、ケータイ御用聞きというスタイルで、ご実家の田んぼのお米、農産物や、吟味したお薦め食材などを販売しています。
こちらもよろしければご利用くださいね。
ままともやさんは、こちら
ホメオパシー入門講座のご案内は、こちら
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

ジェモセラピー(Gemmotherapy)のセミナー [ホメオパシー・ISHL]

週末は、私の卒業したホメオパシー学校、ISHL(International School of Homeopathy)と、現在在籍しているジェモセラピー学校、School of Gemmotherapyの合同開催の、ジェモセラピー(Gemmotherapy)セミナーが開催され、受講してきました。

ルーマニア人医師であり、ホメオパスでもあるSorina Soescuが来日し、呼吸器系および消化器系に関連した治療について、みっちり講義してくださいました。
ジェモセラピーに関しては、こちら や こちら でも説明しました。木の芽や蕾のもつ強い生命力と多様な成分を用いて、デトックス(解毒)やドレナージュ(排出)を促しながら肉体的な問題に働きかける療法です。

非常に盛りだくさんな内容でしたが、多くの臨床例を持つSorinaが、植物の特徴、医学的データなども交えながら緩急バランスよく話してくださったので、楽しく理解することができました。

実は私、1週間ほど前から、職場で流行っていた風邪をもらい、しつこい咳が抜けずにいました。まるで発作のような咳で、吐いてしまったり、夜も眠ることが出来ずに迎えた週末。昨日の「呼吸器系」の講義の最中にも、何度も咳が。
ジェモレメディ.JPGすかさず、Sorinaが、「あのような咳には、Viburnum lantana(スイカズラ科の植物)がいいと思います。後で取りに来てね」と。休憩時間に前に行くと、私のコップの水に、2mlのレメディを入れてくれました。そして、「1回では足りないから、瓶ごと持って帰って、1日3回、3日位は飲んでね」と。

Sorina、太っ腹~!

1回の服用で咳がぴたっと止まる、ということはありませんでしたが、咳の回数は、周りに座っているクラスメイトが驚くほど減りました。そしてなんと夜は1週間ぶりに安らかな眠りを得ることができました。

ジェモセラピーは、ホメオパシーのように根本的な治癒をもたらすものではありませんが、ホメオパシーよりずっとシンプルにレメディを選ぶことができ、肉体的な問題は、速やかに解決することが多いことから、うまく使いこなしたい療法です。一方で、継続して飲むレメディのお値段が、ホメオパシーのレメディよりはお高いので、気軽に使うのは、躊躇されていました。
今回、ルーマニアから安いお値段で共同購入できないかという話も持ち上がり、そうすればもっと気軽に皆さんにお薦めできるようになると思います。

日本語でも受講できるジェモセラピーの通信教育の学校メリステム(Meristem School of Gemmotherapy)、は、こちら です。

収穫.JPG今週末の収穫
茄子 7本 (通算12本)
とうもろこし 5本 (通算 6本) 今年の収穫終了
おくら 2本 (通算 3本)
ズッキーニ 1本 (通算 4本)
胡瓜 4本 (通算 5本)
ミニかぼちゃ 1個
いんげん 少し
バジル たくさん
赤紫蘇 たくさん

なかなかの豊作です。
nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

薬用植物園 [ホメオパシー・ISHL]

ボリジ.JPGうちのご近所に、昭和薬科大学という大学があります。
この大学の薬用植物園、総面積1万8000平米以上と、日本でも有数の広さを誇るのだそうで、以前から行ってみたいと思いながら、なかなかチャンスがありませんでした。
ようやく昨日、「薬草教室」に合わせて、息子と一緒に訪れることができました。
昭和薬科大学の周りは、毎週のように通っているのですが、中に入るのは、初めて。思いがけず緑豊かな丘が広がり、その時点で心がわくわくおどりました。

薬草教室の今回のテーマは、北島潤一先生による「風邪症候群に用いる漢方処方について」。20~30人程度の講座かと思っていたら、なんと400人収容できる教室が、ほぼ満席。息子は、ダントツの最年少 ^^
1時間ほどかけて、葛根湯とその周辺の漢方薬、民間薬の成り立ちについて習いました。

2000年の経験と理論のほんの入り口をノックした程度ですが、面白かった。

その後は、お待ちかねの園内見学。自由に散策するもよし、先生について、色々な植物の説明を受けるもよし。薬用植物園の中の植物は、もちろんホメオパシーのレメディになっているものもたくさんあります。

芍薬.JPGこちらは、観葉植物としてもよく知られている芍薬。
もともとは、白い控えめな花だったのだそうですが、今はほとんどが、ピンクや赤の華やかな大輪を咲かせます。
葛根湯にも含まれ、漢方では、血のめぐりを良くし、陰に効く(つまり、婦人科系に親和性がある)のだそうです。具体的な作用としては、血行を良くし、筋肉のけいれんを抑える、痛みを抑える、下痢を止める・・・など。
Paeonと言う名の、ホメオパシーのレメディにもなっています。。主に直腸、肛門、膀胱、気管支、静脈、中枢神経周りに関係が深く、出血を伴う潰瘍、腹部に脱力感があり、肛門が焼けるような感じのする突然の下痢の時などに使われます。

マオウ.JPG同じく葛根湯に含まれる麻黄。
エフェドラを含むため、中枢神経を興奮させる作用があります。漢方薬としては、熱をさまし、咳を鎮める。炎症を抑え、湿を治すのだそうです。少し種は違いますが、Ephedra Vulgarisというのが、ホメオパシーのレメディになっているようです。

そのほかにも、レメディとなっている有名どころの植物がたくさん。

クリスマスローズ.JPGクリスマスローズ(Helleborus Niger) 事故や衝撃の後にぼーっとしているのが続く、脳からの命令がうまく筋肉に伝わらない、重く垂れ下がる感じ。あるいは、不安からくる落ち着きのなさ、など。身体の症状は、突き刺すような痛みや、胃の潰瘍などと関連が深いです。

ヒレハリソウ.JPGヒレハリソウ(Symphytum) 骨折や、眼球の怪我に。

ジギタリス.JPGジギタリス (Digitalis) 心臓の疾患に。

セイヨウオトギリソウ.JPGセイヨウオトギリソウ (Hypericum perforatum) 刺し傷、神経が集中している部分の怪我、激しく痛む神経痛。

まだまだ、たくさんありました。今回は、草木のエリアのさらに一部しか回ることができなかったのですが、もう少し大きい木のあるエリア、林になっているエリア、温室などもあり、見応えがありそうです。

池の周り.JPG気持ちのよい散歩道でもあり、おたまじゃくしや、トンボの産卵も見られ、息子もご機嫌。せっかく近いのだし、ちょくちょく訪れようと思います。
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康
前の10件 | - ホメオパシー・ISHL ブログトップ
メッセージを送る